難しい定義ですね。
自分の立ち位置を説明するのも迷う時があります。
工芸家では弱いのでは…とか。
素材を主張すべきなのかとか。
全部言いたいならば伝統工芸のくくりの漆芸家なのであります。
また産業と文化的な要素を含むものの違い。
機械と手仕事の比較として、出来栄えにほとんど見た目が変わらないと言うのならば、その無駄に見える手数の中に人の哲学が宿るのではないか…。
ま、人の言葉ですけどね。
漆はあまり機械が入る余地がないので無縁なような難しい話でした。
ちなみに「工」とはなんとも素敵な字で。
二本の横棒と一本の縦棒から成り立っています(見れば分かる)
字の形も美しいですよね。
横棒は天と地を意味し、それらを結びつける人の営みを表した字なんだそう。
作るという関連の言葉にこの字を使っているところに日本人のセンスの素晴らしさを感じます。
工具ってなんかちょっと神々しくすらありませんか…。
私は大学では工学を。今は工芸を。
作るが大好きです。
夏休み色々でした。
姪っ子がしばらく来ていたので、結構遊びました。
サワガニを魚屋で買ったり(毎晩脱走)
サンシャイン水族館へ行ったり。
姪っ子ちゃんは、最近弟が生まれて自分の立ち位置が変わっちゃったんだよね。
情緒不安定で可哀想でした。
自分の足場が固まればね。
強くなれるんだけどね!!